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プレゼンスライド中の主題と要点の表し方には,さまざまな手法があります. スライドタイトルに「主題」を示すのが基本ですが,あえてスライドタイトルで「要点(結論)」を示す手法もあります.ただし,技術を解説プレゼンに聴き手が変則的と受け取る手法を用いると,“わざとらしい”印象を与えかねません.大切なのは,プレゼンスライドに文言として読み取れる主題と要点があることです.
しばしば先のプレゼンスライドの続きだからとして,“何の”を省いた「課題」とか「事例」など単語で表したスライドタイトルを見かけます.プレゼンタからすれば「 聴き手も当然わかってるからあえて省いた」という考え方かもしれません.しかし,スライドタイトルは視覚的に強調して主題を示す部分です.1行を有効に使って「****の課題」,「****の事例− **後−」など ,より具体的に示すのが適当です.
一方で 「次世代企業情報システム動向」など不要に語をいくつも連ねた複合語を見かけます.3連以上の複合語は語と語の「かかりと受け」の関係がわかりづらくなります.複合語は「定着した語」,「定義された語」あるいは固有名詞にとどめるのが適当です.本例では「次世代企業情報システムの動向」とするのが適当です.

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
主題を示したら,それに対応した要点がなければプレゼンスライドが完結しません.また,要点は視覚的に印象づけられ ていなければ聴き手への訴求に結びつきません.要点はプレゼンスライド中に明確に示すのが適当です.
しばしば,スライドタイトルに続けていくつかの項目を列挙した箇条書きを見かけます. いわゆる,「要点を箇条書きに」です.では,「(その数項目で構成された)箇条書きの要点」は何でしょうか.その箇条書きによって「何を訴求」しようとしているのでしょうか.プレゼントークで強調するプレゼンタもいるかもしれませんが,プレゼンスライドには“見えません”.
たとえば,スライドタイトルを「特長」として製品の機能・性能がいかに優れているかを列挙しても,それにより「聴き手にとって何がもたらされるのか」が伝わるでしょうか. たとえば,「(いくつかの項目で特長を述べましたが,)要は時間短縮と省力化による経費の低減です」とプレゼントークで“語る”とともにプレゼンスライドで“見せる”必要があります. 要点がなければ,箇条書きも“項目を列挙しただけ”になってしまう可能性があります.

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
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