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取扱いマニュアルあるいはシステム操作マニュアルでは,序盤の章で「製品あるいはシステムがいかなる構成であるのか」あるいは「搭載されている機能がいかなるものか」など の読者が使うための知識を段落と図・表あるいは箇条書きで解説します.
先のコーナーで述べたように, 「見出し(主題)に対応した主文(要点)を段落の最初に置く」が要点が明確な段落の基本です.あわせて,補足文で要点を補足するとともに,必要に応じて図・表,箇条書きあるいは注記で補足します.
この際の主文は「何を要点にするか」でおのずと定まります.主文は「対象の定義・構成」,「操作・機能の有効性」および「行動の必要性・指示」に大別できます.
主文と補足文によって「メーカの論理で開発された製品(機能,構成)」を「読者が知りうるもっとも適切な用語(一般用語すぎず,かつ必要以上に専門用語ではない用語)」で解説します.

見出し名が「製品の構成」の場合には「製品は,AとBで構成されています」とすれば,読者がAとBが何であるか知らなくとも「全体が二つの要素で構成されている」という要点が伝わります,後はAとBがそれぞれ何であるか補足文で述べれば,主文と補足文が関係付けられます.
この際,主文を「執筆者の視点(-しています)」あるいは「製品の視点(-します)」で表している例を見かけます.いずれも,「読者にとっては何」が伝わりづらい文体です.

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