3. 書き始める前に体裁を決める
3-2 見出しの付け方を先に決める
見出し書体と大きさの選び方
見出し書体にこそゴシック体が適当です。
見出し文字の大きさは本文文字とのランクが見た目にもわかるようなめりはりをつけます。見出しは
「見」出し
といううくらいで見る要素も重要です。
よく見出しにアンダーラインを使用する例をみかけます。アンダーラインも強調の手法の一つですが、見出しに使う必要はありません。むしろ本文の強調に使用するのが適当です。
章・節見出しの作り方
見出しの体裁はレイアウトと大きく関係します。見出しは目立つように本文の数行分を使う(行取りする)とよいでしょう。
(例)
見出しランク
文字書体
文字の大きさ
行取り
章
ゴシック体
20ポイント
5行取り
節
ゴシック体
14ポイント
3行取り
項
ゴシック体
10ポイント
−
(本文)
明朝体
10ポイント
−
改ページと改丁
改ページとは新しいページが始まることです。章(あるいは節)が変わるところでページを変えるとめりはりがつきます。
改丁とは横組みの本のように左にページをめくって場合に、新しい章(あるいは節)をが変わるところで、必ず右ページ(奇数ページ)から始まるようにすることです(この場合その前のページに白ページができることがあります)。章見出しによりめりはりをつけたい場合に行います。
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