

主題と要点の表し方−何について述べ、そのポイントは何か−
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プレゼンスライド中の主題と要点の表し方には、さまざまな手法があります。スライドタイトルに「主題」を示すのが、あえてそこで「要点」を示す手法もあります。ただし、技術を解説プレゼンに聴き手が変則的と受け取る手法を用いると、“わざとらしい”印象を与えかねません。大切なのは、プレゼンスライドに文言として読み取れる主題と要点があることです。
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主題が明確なスライドタイトル
しばしば先のプレゼンスライドの続きだからとして、“何の”を省いた「課題」とか「事例」など単語で表したスライドタイトルを見かけます。プレゼンタからすれば「聴き手も当然わかってるからあえて省いた」という考え方かもしれません。しかし、スライドタイトルは視覚的に強調して主題を示す部分です。1行を有効に使って「****の課題」、「****の事例−導入後−」など、より具体的に示すのが適当です。

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
「ポイント(主題に対応した要点)」が明確なプレゼンスライド
主題を示したら、それに対応した要点がなければ完結しません。また、要点は視覚的に印象づけられなければ聴き手への訴求とはなりません。プレゼンスライド中に明確に示すのが適当です。
しばしば、スライドタイトルに続けていくつかの項目を列挙した箇条書きを見かけます。いわゆる、「要点を箇条書きに」です。では、「(その数項目で構成された)箇条書きの要点」は何でしょうか。その箇条書きによって「何を訴求」しようとしているのでしょうか。プレゼントークで強調するプレゼンタもいるかもしれませんが、プレゼンスライドには“見えません”。

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
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わかりやすいマニュアル作成のための実践テクニカルライティングセミナー
わかりやすいプレゼンスライドの作成手法
Copyright:Takaaki-YAMANOUCHI/1995-2006
山之内孝明/(有)山之内総合研究所
Takaaki Yamanouchi/ Yamanouchi Research Institute,Ltd.


主題と要点の表し方−*****−
しばしば先のプレゼンスライドの続きだからのして、“−の−”を省いた「課題」とか「事例」など単語で表したスライドタイトルを見かけます。プレゼンタからすれば「わかってるからあえて省いた」とされているかもしれません。しかし、スライドタイトルは視覚的に強調して主題を示す部分です。1行を有効に使って「****の課題」、「****の事例−導入後−」などより具体的に示すのが適当です。

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
主題をしめしたら、それに対応して要点がなければ完結しません。また、要点は視覚的に印象づけられなければ聴き手に訴求されません。プレゼンスライド中に明確に示すのが適当です。
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しばしば、スライドタイトルに続けていくつかの項目を列挙した箇条書きを見かけます。いわゆる、「要点を箇条書きに」です。では、「(その数項目で構成された)箇条書きの要点」は何でしょうか。その箇条書きによって「何を訴求」しようとしているのでしょうか。プレゼントークで強調するプレゼンタもいるかもしれませんが、プレゼンスライドには見えません
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たとえば、スライドタイトルを「特長」として製品の機能・性能がいかに優れているかを列挙しても、それが“ユーザになりうるかもしれない”聴き手にとって何がもたらされるのか伝わるでしょうか。たとえば、「いくつかの項目で述べましたが、要は時間短縮と省力化による経費の低減です」とプレゼントークとともに“見せる”必要があります。

[当社出張開催形式セミナー「テクニカルプレゼンテーションの手法」から抜粋]
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