陥りやすい文章・表現のチェックポイント

誤解・違和感につながる文の見直し方


複文重文を使う際の留意事項

   

複文あるいは重文は、いずれも「文節(主語と述語で構成された文の一部分)」を連ねた文です。複文、重文ともに技術文書で多用される文体ですが、原則なく節を連ねると読みづらさに加え視点が曖昧な文につながるおそれがあります。


文節」を連ねた文のチェックポイント

複文あるいは重文を用いる際は、「不要に文節を連ねず、一つの文節に一つの文節をかける」を原則にするのが適当です。さらに、原則をふまえたうえで、必要に応じ三つ程度の文節が連なる文(例:・・・が・・すると、・・・が終了し・・が停止する)を用いるのが適当です。


省略された主語が複数ある複文・重文

技術文書でしばしば陥りやすい例が、主語が省略された文節を連ねた複文あるいは重文です。とりわけ、異なる主語が省略された複文あるいは重文は読者の誤解にも違和感につながりかねません。



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