

適切な用字用語を統一して使う
用字用語の課題
「用字用語」とは,文章を書く際に用いる字(ひらがな,かたかな,漢字)や語(単語,複合語)のことです.文書を作成する際には,適切な用字用語を統一して使うのが基本です.
ワードプロセッサの「かな漢字変換」や「ローマ字漢字変換」を使えば簡単に漢字が使えます.だからといって,何もかも漢字にすればよいわけではありません.
ワードプロセッサには,日本語の漢字使用の目安である「常用漢字表(1945字)」以外にも,JIS第一水準漢字,JIS第二水準漢字が組み込まれています.しかし,これらの漢字の中には現代ではあまり使わない字種も含まれています.
迷いやすい事例
「第4部 原稿執筆のルール」では,正しい用字用語を統一して使うために「用字用語辞典」を参照することと用字用語辞典からよく使う用例を抜粋した「用例抜粋」を作ることを提案しました.
しかし,用字用語として注意しなければならないポイントをその根拠あるいは背景から理解し,よく使う用例に絞って頭にいれておけば,「漢字すればよいのかひらがなにすればよいのか」などの判断の指針になり,たびたび用例抜粋や用字用語辞典を参照する面倒がなくなります.
文書を執筆する際に,迷ったりあるいは気が付かずに誤っていたりするのは次のような例ではないでしょうか.
常用漢字表以外の漢字や読みを使ってはいないか
常用漢字表の漢字や読みであっても,ひらがな書きが適切なのか,漢字書きが適切なのか
送り仮名を統一して使っているか
読みは同じだが意味の異なる使い方をしていないか
外来語のカタカナ表記は適切か
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