執筆のポイント
製品の解説と操作手順の表し方


注意指示のポイント

 

「してはならない行為(あるいは必ずしなければならない行為)」が何であるかを「1文1行為」で表す原則こそが注意指示のポイントにほかなりません.ところが,マニュアルの中には,原則を欠いたあいまいな事例を見かける場合があります.


陥りやすい事例−“指示がない”注意指示−

理由に加えて「注意してください」とだけを述べ,明確な指示を述べていない例を見かけます.「製品を移動する際は,転倒のおそれがあるため十分に注意してください」と言われても,「何をしてはいけないのか」あるいは「何をしなければならないのか」が不明です.注意はされても,指示されたとは言えません.


陥りやすい事例−1項目に複数の注意指示−

操作指示と同様に,1項目に注意指示は一つが基本です.1項目に複数の注意指示(-し,-しないでください)を述べると一方が見落とされる場合があります.あるいは,前者の「-し」が命令とも否定命令ともとれ,場合によっては反対に理解されるおそれもあります.


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