

配色の手法
配色のより所−6色相環−
プレゼンソフトでは当たり前のようにカラーを使っています。よく使われるプレゼンソフトには標準で「126色の有彩色」と「17色の無彩色」のカラーパレットが用意されていますが、図やグラフに配色する際、しばしば色の選択に迷うことがあります。
配色を考える際、「6色相環」の使い方を覚えておくと“配色のより所”になります。「色相環」とは色相(赤、青などの“色み”)を円周上に関係付けたものです。色相環にはさまざまな種類がありますが単純でわかりやすいのが分光色をスペクトル順に環状配置した6色相環です。
[出張開催形式セミナー「わかりやすいプレゼンスライドの作成手法」から抜粋]
グラフの配色
6色相環の考え方で重要なのは「類似色」、「準類似色」、「反対色」の関係です。類似色あるいは反対色とは「色の対比の強さ」を指しています。
これをグラフの配色に応用してみましょう。「類似色が隣接する配色」と「反対色・準反対色が隣接する配色」にするのでは印象が異なります。当然、類似色が隣接した配色が多いほど落ち着いた印象を与えます。
[出張開催形式セミナー「わかりやすいプレゼンスライドの作成手法」から抜粋]
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