パソコンのソフトウェアでは、機能の追加、改良に伴うバージョンアップがしばしば行われます。しかし、バージョンアップ版には正式なマニュアルが付属するのですが、アップグレード版にはマニュアルが付属しない(あるいは簡単な「機能追加ガイド」が付くだけ)ことがよくあります。これにはいくつかの理由が考えられます(もちろん筆者の私見です)。
ユーザはこれで満足してくれているでしょうか。新しい機能を使いこなしているでしょうか。ユーザの視点からすれば、アップグレード版にもマニュアルが付いていて「どこが旧バージョンからの変更点なのか知りたい」というのが希望です。
このような配慮をしてくれるソフトウェアメーカも存在しますが、現状では上記のような簡略化が進みつつあります。
「簡略化」をが進む背景には、「文書のディジタル化」があると思われます。しかし、簡略化の一方で「ディジタル文書の読みやすさの工夫」が十分にされているとは思えません。むしろ、単純に「文書のディジタル化は万能」ですませているようにも思われます。
アップグレード版であっても「製品=商品」であることに違いありません。製品はユーザが使いこなしてこそ価値があります。アップグレード版にもユーザに使いやすいマニュアルを提供することが重要と思います。
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テクニカルライティングセミナー
マニュアル作成の進め方とわかりやすいマニュアルのポイント
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