

解説付き抜粋 その11
ディジタル文書の場合には
ディジタル文書の場合も基本は同じ−むしろ印刷出版物の手法を取り入れる−
このコーナーで述べることは印刷出版物に限った話ではありません。オンラインヘルプをはじめとしたディジタル文書(HTML文書、PDF文書など)でも同じことがいえます。
そこで、あえて「ディジタル文書も印刷出版物の手法で原稿指定と校正を行う」ことを推奨します。すなわち、プリント出力して印刷出版物と同様に原稿指定や校正をすることです。その理由には以下の点があげられます。
(理由1)
(理由2)
DTPによる出版物の製作が主流になるにしたがい、ディスプレイ上で校正する方法も普及しつつあります。しかし、これらはいずれもプロの製作担当者の利便性を優先したものであり、一般ユーザが文書を作成する際の手法としては使いこなしづらい点が多い。
(理由3)
ディジタル文書の利点と印刷出版物の手法を効果的に組み合わせることが適切
要は、ディジタル文書の利点(たとえば検索・置換機能)と印刷出版物の確立された(“確実な”)校正手法を効果的に組み合わせることです。
ディジタル文書が「ハイテク」であり印刷出版物が「ローテク」とするならば、一度にすべてをハイテク化するのではなく、確立された(“確実な”)校正手法の一部にデジタル文書の機能を取り入れることが自然であり、執筆者にも製作者にも負担がない選択であると考えます。
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