

解説付き抜粋 その4
原稿渡しと見本組み
原稿渡しは「データ」+「プリントアウト(原稿指定付き)」が原則
先に述べた執筆者と製作者のギャップを埋めるのが原稿指定です。
ここでいう「原稿指定」とは、「原稿データのプリントアウトに赤字などで執筆者の希望あるいは留意事項を書き込み製作者側に具体的に伝える」ことです。
原稿の形態は、従来の「手書き原稿」から「データファイル原稿」に移り変わりつつあります。「データ」原稿を渡す際には「原稿指定付のプリントアウト」を添付することを原則にしてください。これが製作担当者とうまく連携するポイントです。
原稿を製作担当者に渡したら−見本組を作る−
組版指定書を作り、原稿指定をした原稿と用語統一表をセットにして(テキストデータや図データを渡す場合はこれを添えて)製作担当者に渡せば完璧な入稿といえます。
ただし、原稿を渡す際に必ず製作担当者に「見本組」を作ることを必ず依頼してください。見本組というのは本格的な組版(ページ製作)に入る前に代表的なページ(あるいはセクション)だけをサンプルとして組版し、執筆者と製作担当者で確認することです。これにより、入稿時ではわからなかったページの仕上がりイメージを具体的に確認することができます。
見本組は校正ではありませんから文字の誤植をチェックする必要はありませんが、文字(見出し、本文、注を含め)の書体や大きさ、行間などを読みやすさの観点で確認してください。もし、直す必要があればこの時点で変更を製作担当者に伝えてください。
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