

システム操作の表し方
|
システム操作は、グラフィカルユーザインタフェース(以後、GUIと表記)による操作とキャラクタユーザインターフェース(コマンドラインともよぶ。以後、CUIと表記)による操作に大別されます。GUI操作とCUI操作の指示文の表し方には、共通点と慣例による違いがあります。
|
「操作+結果(+図)」の関係
先のセクションで述べたように、手順の1項目は、「指示文を主文にした1段落(必要に応じ補足文、図、注記)」です。GUI操作であってもCUI操作であってもこの基本は同じです。

CUI操作とGUI操作の指示文の違い
CUI操作の指示文は、「手段で目的を達成する(例:**コマンドで-を-します)」が基本です。
対して、GUI操作では、操作を基準にして「操作します。結果が表れます(例:**をクリックします。**が表示されます」と表すのが基本です。それぞれに応用形がありますが、基本の文体からの派生です。

次ページに進む(ボタンをクリックしてください)

実践テクニカルライティングセミナー
マニュアル作成の進め方とわかりやすいマニュアルのポイント
Copyright:Takaaki-YAMANOUCHI/2002-2010
山之内孝明/有限会社 山之内総合研究所
Takaaki Yamanouchi/ Yamanouchi Research Institute,Ltd.
takaaki@yamanouchi-yri.com