

執筆とチェック
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マニュアルの文体と陥りやすい技術表現・文構造を把握しておけば執筆とともにチェックも効率よく進みます。
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「読者の視点」を中心にした解説・手順の表し方
マニュアルの執筆で最重要なのは「読者の視点」で表すことです。「読者=行為者(多くの場合はユーザ)」と位置付け、読者を「主たる視点」に置いて表す必要があります。言いかえれば、マニュアルは、“読者が主人公”の文書です。
箇条書き形式でも図解形式でも手順の1項目は1行為(操作)とし明確な指示文体(例:-を-してください」で表すのが基本です。ただし、実際にマニュアルを作成する際には、これに図や注記が加わったり、「複数の手順を並行して実行する」あるいは「対象によって手順が分岐する」などさまざまなケースがあります。


第3部 製品の解説と操作手順の表し方
陥りやすい技術表現・文構造のチェック
マニュアルで用いられる文章のチェックポイント(陥りやすい表現とその見直し方)を体系化しておくと、文書作成の効率化につながります。“書きながら”見直せ、書き上げた後の見直しも短時間ですみます。


第4部 陥りやすい技術表現の見直し方 第5部 誤解・違和感につながる文の見直し方
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マニュアル作成の進め方とわかりやすいマニュアルのポイント
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